Linux Gnome上でのユーザー補助/スティキー・キーのバグの回避方法
忙しさにかまけ、久々のブログになってしまいましたが、支援技術(ユーザー補助)のスティキー・キーを障害を持ったエンジニアに、有用な情報をゲットしたので、記載します。
Linux gnome desktopでスティキー・キーを利用している中で、誤って2つのキーを同時に押してしまうと、この機能が無効にされてしまうことがあります。(スティキー・キーは、[SHIFT]+1='!'などの操作を、SHIFTきーを押されたままの状態にして、1本の指でキー操作ができるようにシュミレートする機能です。) 私もこれには、ずいぶん悩まされましたが、この機能解除を回避する設定がありました。英語なので、日本語に翻訳しておこうと思います。
1.支援技術、ステッキー・キーの設定
システム→設定→支援技術
キーボード→アクセシビリティで
全般:
□キーボードからアクセシビリティの機能をON/OFFできるようにする。(A) チェック
スティキー・キー
□同時にきーを押された状態を模擬する(S) チェック
□2つのキーが同時に押下されたらスティキー・キーを無効にする(B) チェックしない
バグは、3番目のチェック・ボックスを選択しなくても、スティキー・キーが無効にされてしまうバグです。アテトーゼ型の脳性まひには、これが辛いんですが…(しつこいか?)
2.しかし、このバグは、システムツールの中の設定エディターで、stickykeys_two_keys_offをoffにすることで、回避できることが分かりました。
その手順は:
アプリケーション→システムツール→設定エディタ
desktop→gnome→accessibility→keyboard で、右側にアクセシビリティの設定オプションを出し、
スクロールして、stickykeys_two_keys_offの設定を解除してください.
これで、バグは、回避できるはずです。
もし、設定エディタが、見つからない場合は、gconf-editorとコマンド・ライン(端末window)から、打つか、インストールしてください。
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