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2007/06/10

小旅行

今日は、会社の帰りに、Guildfordまで、行った。帰りのタクシーの行き先を変更してもらって。もちろん、プライベートなTripなので、料金は、自分もち。ちょっと贅沢した。

Guildfordは、会社から車で南へ30分のところ。今までに2回通ったことはあるが、電車の乗換えか、夜だったので、Readingみたいな大きい町だったような気がするが、あまり印象に残っていない。今日は、天気もよく、あたたかく、ドライブ日和。この季節のイギリスは、日が長く、午後9:30でも明るい。6時なんて、まだ、昼間。M3を一区間だけ走って、A311を南下、A31にぶつかり、東へ。このA31、12月にも通ったと思うが、カリフォルニアのベイエリア、I280に似て、丘陵の稜線を通っているようで、遠くまで見渡すことができ、非常に眺めがよかった。程なくGuildfordに入る。下り坂で、谷底へ降りていくような感じ。駅を過ぎ、橋を渡ると、今度は狭い路地を上り坂。駅周辺以外、とても緑が多く、少し、地形的に八王子の高尾駅周辺ていう感じだった。Guildford Castleに到着というところで、待ち合わせていた日本人のchocoさん発見。待ち合わせ成功!(だったよね?)

今日は、ご主人のYさんも一緒で、食事をすることになっている。Yさんも仕事の帰りでスーツを着ている。歳は、お二人とも私より6歳若い。まだ、陽は高いので、帰りのタクシーを9:30とし、まずは、3人でお城を見学。ちょっと狭い門とくぐると、少しこじんまりとした、庭園になっていた。「ちょうど、お花の植え替え時期ですね。(苦笑)」とchocoさん。ところどころ、城壁の一部だろう、崩れかけ、陽に焼かれて黄色い石壁が遺跡のように点在していた。急な坂道をうねうねと登っていく、特に最後ののぼりはきつかったので、Yさんに後ろを支えてもらい、車イスを転がした。城の天守閣みたいなところ(stone tower)に出る。ここからの眺めは、とてもよく、Guildfordの町が一望できた。やはり、緑豊かな高尾に見ていると思う。なんだか、この眺めはゆったりとしていて、心が落ち着く。

この古城は、12世紀に立てられたものらしい。石碑には、1885年に廃墟となった城を市が買い取って修復したと、あって、寄付した人の名前も刻まれていた。「こういうところに寄付すると、100年先まで名前が残るわけですね。(笑)」と茶目っ気でYさん。気さくな人だなと思った。帰りも、急な坂道は、Yさんに支えてもらいながら、後ろ向きで下りた。この車イス、高速Racing用ではないため、(というのは、ウソだけど)、シートベルトがついておらず、急坂で前向きに直っかると、転倒の危険がある。

Yさんに狭い門を開けてもらい、前よりいくらか緩やかな坂を下り、シーフード・レストラン Loch Fyneに入る。本当は、同じならびにあるフレンチへ行く予定だったが、chocoさんが下調べしてくれて、アクセシブルではないことが判明。Loch Fyneも、2階がダイニングなのだが、しっかり簡易エレベーターが ついていた。chocoさんと2階へ。このレストランは、壁はむき出しの赤レンガ、天井が木の板で、床が・・・(すみません、忘れました)。天窓もついており、明るく、壁には、間隔を置いて、海がモチーフだろうか、大きな絵が、何枚も、飾られていた。なんとなく、カリフォルニア州バークレイのBancroft wayのCafe Milanoに少し似ていた。もちろん、Cafe Milanoは、セルフ・サービスの学生のカフェであるが。

エレベーターの近くの席に着き、ちょっと介助してもらうため、私の右側に座ってもらう。事前にメールで、食事の手はずを、頼んでおいたのである。そして、まずは、ワインと前菜。ワインは、「ドライな白」という私の希望を聞き、Muscadet,2004を、Yさんに選んでもらう。(注:ワインの名前、教えてもらいましたが、うろ覚えだったので、あとでレストランのサイトで、確認しました。) 前菜に、生牡蠣と、スモーク・サーモンの盛り合わせ、ムール貝のプロバンス風煮込みを頼み、まずは、ワインで、乾杯。ワインなんて、私にとっては、半年振り。晩酌、始めようと去年トライしたが、定着せず。このワイン、ドライで口当たりがよく、仕事でちょっと疲れた身体には、本当に最高であった。ワインを普通の細長いグラスに注いでもらい、ストローでグィグィ?やろうとしていると、chocoさんが、「すきっ腹に、一揆はいけません、パンも食べてもらいます。(笑)」と、パンにバターをつけて、一口サイズに千切ってくれた。それをフォークで刺して食べる。

Lochfyne1

メインを選び、少し話をしている間に前菜がきて、戦闘開始、じゃなかった。まずは、生牡蠣をレモンだけで頂く、これは、食べにくいので、chocoさんに口まで運んでもらった。うまい! 次に、酢をベースにしたソースをつけて、もう1つ。ソースをつけたほうが、おいしかった。ワインとの組み合わせもよかった。次が、サーモン盛り合わせ。まず、塩ジャケ見たいなやつ。なかなかいける。次に、紅いレアなヤツ、これは少ししょっぱかった。最後に、ピンク色のものを食べた。そして、ムール貝を頂く。少しさめてしまったが、1つずつ皿に取ってもらい、食べた。

そして、後半戦?突入。おいしかったので、同じワインを追加。メインは、クラブ・ケーキと、Haddock(タラ)と、あと・・・なんだっけ?(すみません、忘れてしまいました。ごめんなさい)。クラブ・ケーキは、要するに、日本のカニ・コロッケで、タラと付け合せのマッシュ・ポテトも、いける味。でも、私は、食べることより、飲むことと、しゃべることに集中して・・・、ちょっと、私の毒舌が炸裂してしまった。人がよいYさんも、「こんなこと言ったら、本当は、いけないんですけど・・。」といいつつ、私の言語障害のある話についてきてくれた。

去年7月から派遣され、日本とイギリスの企業の仲を取り持つ仕事をしているYさん。日本とイギリスの違いとか、イギリスとアメリカの違いとか、日本では、一口に『欧米』なんて言うけれど、イギリスと、アメリカでは、文化的開きが大きいこと、それは、日本と中国の違いにも似ていること、など、いろいろ話すことができ、とても有意義であった。

chocoさんも、イギリスに来る前は、渡英に対して消極的だったというが、来て見たら、こちらのほうが、肌にあっていることを発見したみたいで、毎週末といっていいくらい二人で、イギリス国内外、旅行している。先週末も、なんと南アフリカまで行ってしまったらしい。でも、この二人と、話していると、それが、楽しくてしょうがないって事が、よく伝わってくる。美しい風景に感動したり、おいしいものを味わったり、文化の違いに驚いたり。『どここそといったから、どうのこうの。』とかいった複雑なことより、もっとシンプルなものを求めているような気がするのだ。こんなすばらしい人たちにめぐり合えて、本当によかったと思うし、もう少し、親しくさせてもらえれば、と少し後悔もある。お二人は、1年間の滞在を終え、来月には、日本に帰国する予定となっている。

ちょっと、予定の時間を過ぎてしまったが、タクシーにちょっと待っていてもらい、食後のコーヒーを飲み、お二人に、別れを告げ、帰途についた。今度は、地球のどこで、会えるだろうか?

(これは、6月7日(水)の出来事でした。)

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コメント

楽しいひと時ですね。そのレストランはこちら方面にも一軒あり、いつもとっても込んでいます。私も牡蠣と、小ダコを食べた記憶があります。生牡蠣にチリソースが添えられてきておいしくなかったです。レモンだけで食べましたが、醤油が欲しかったところでした。
夏真っ盛りですね。今日も暑かった。いろいろなん冒険話、いつも楽しく読ませて貰ってます。

投稿: mick | 2007/06/10 10:29

先日はどうも♪
夫と一緒に読みながら、楽しい時間を思い出していました。
私たちをこんなに素敵に書いていただいてありがとうございます。
私たちももっと色々ゆっくりご一緒できればよかったのですが、時間は待ってくれず。。
でも、これからもどこでも会いに行きますよ!

投稿: choco | 2007/06/10 13:45

すばらしい小旅行でしたね。

なんとなく光景が目に浮かびます。
イギリスに行った事は無いのだけれど、でもお城とか庭園とかなんとなく想像してしまう。

でも、実際に行ってみるともっとすばらしいのでしょうね。ぜひ、機会を見つけて行きたい!

8月中旬以降から日本を留守にする予定なのですが、忙しくてなかなか準備ができません。なんとかvisaだけは確保したのですが、アパートどころかエアーチケットも手つかず状態です。

果たして高飛びできるのだろうか。。。

投稿: 薪割人 | 2007/06/10 17:56

すてきな旅ですね! 古城。。うわああ、いいなあ。
おいしい料理とワインとおしゃべり、そして毒舌のスパイスw 贅沢な気分を分けてもらいました。

投稿: とよちゅん | 2007/06/10 23:56

どうも、replyが、遅れすみません。

>Mickさん。
ありがとう。このレストラン、チェーン展開しているみたいですね。内緒ですけど、「シェフが、違うと、味がだいぶ違う。」なんて聞いています。

>chocoさん。
先日は、ありがとうございました。頂いた、お写真も、近日中に、はらさせてもらいます。

>薪割人さん
もしかしたら、11月上旬、米国本土経由で、そちらの方に、お伺いしても、よろしいでしょうか?

>とよちゅんさん
ありがとうございます。イギリス、古くていいですよ。(笑) 日本にも、お寺とか、古いもの、たくさんありますが、イギリスの方が、そういうものを大切にしているような気もします。

投稿: いさむ@UK | 2007/06/12 21:47

>もしかしたら、11月上旬、米国本土経由で、そちらの方に、
>お伺いしても、よろしいでしょうか?

10月中下旬にミネソタへ行きますが、11月上旬には戻ってきているはずです。そのため、たぶん大丈夫かと思います。ただし、まだ私自身の準備がまったく整っておりません(住む所どころか、チケットもまだ)ので、本当に行けるのかどうかが疑問です(^^;

投稿: 薪割人 | 2007/06/14 06:51

guldford castle 私の お気に入りの場所なんです!! 
この日記を読んでビックリしたんですが わたしイサムさんを その日見かけました^^ 
ここであまり日本人を見かけないので 覚えてます。
イサムさんを見かけたときは 確信はなく、イサムさんもこんな風に友達といろんな街を 旅してるんだろうなぁーって 思ってました。
でも この日記を読んで 確信しました。

ちょっとびっくりだったので メールしちゃいました=)
また 楽しい日記楽しみにしてます!!

投稿: ai | 2007/08/09 02:44

aiさん。書き込み、ありがとう。

ブログをさぼっている管理人です。

僕も、ブログに書き込みしてくれたaiさん、いないかな、と思っていました。お声を掛けてくださいよ、そういうときは~ 

投稿: いさむ@UK | 2007/08/09 21:43

覚えててくれてたんですね=) 是非 次回は^^

今度は いさむさんの 街に遊びに行ってみますね=)

投稿: ai | 2007/08/18 10:52

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